初心者の人向け!乱視用コンタクトレンズを選ぶ際に意識すべきポイントなどを詳しく解説

乱視用コンタクトレンズの初心者なので選び方が分からない、という人もいるのではないでしょうか。乱視を補正するコンタクトレンズを購入したい場合には、まず医師の診察を受けることが大事です。検査を受けて、適した乱視用コンタクトレンズを調べることから始めると良いでしょう。またコンタクトレンズには使用可能な期間別にいくつかの種類があります。さらに乱視の人向きのものにも、透明なものから色付きのものまであります。
乱視用コンタクトレンズは酸素透過率の高いものがおすすめ
乱視用コンタクトレンズをより快適に使用する上では、酸素透過率の高いものがおすすめで、特に朝起きてから夜寝るまで長時間にわたってコンタクトレンズを装用する人であれば瞳に空気がたっぷり届いて目が疲れにくく、違和感も少なくなる酸素透過率の高いコンタクトレンズの方がより快適性が向上するといえます。ソフトとハードを比較した場合、ハードレンズの方が酸素透過性が高めとなっており、瞳を覆う面積も少なくなることから瞳に空気が届きやすくなります。装着感の快適性などでソフトレンズを選びたいという方でもシリコーンハイドロゲルが使用されているものなど、ソフトレンズの中でも酸素透過性を高めたものを選ぶのがおすすめといえます。また、ソフトコンタクトレンズを選ぶ場合は非シリコン素材のものがおすすめで、ハードタイプと比べて酸素透過性は劣りますがシリコン素材のものよりは瞳に与える負担も減らせるので、ハードレンズを避けたい人にも最適となります。
乱視用コンタクトレンズはデザインに工夫が施されている
乱視用コンタクトレンズは、通常の近視用・遠視用コンタクトとは異なる特性を持つため、工夫が施されています。乱視は角膜の曲がり方が非球面的であるため、普通のコンタクトでは対応できません。乱視用コンタクトレンズは、この角膜の非球面性を補正するために、2つの主な意匠があります。 1.トーリックデザイン:トーリックレンズは、レンズの下部に重さを加えてレンズを安定させる形状をしています。これにより、レンズが適切な位置に留まり、角膜の非球面性に合わせて補正を行います。 2.サイトリックデザイン:サイトリックレンズは、薄いもので角膜の曲がりに適応することで、乱視の矯正を行います。 これらの意匠は、乱視に対応するために厚みや形状を工夫しており、正確な矯正と快適な装用感を提供するように設計されています。しかし、乱視の程度や個人の目の状態によって適切なものを選ぶ必要がありますので、眼科医の指示に従って選択することが重要です。
レンズが正しい位置で安定するような仕組みになっている乱視用コンタクトレンズ
視力が悪いことでメガネだけでなく、コンタクトレンズを使用して視力を補正するという人は多くいます。特にコンタクトレンズは手軽に利用できるタイプも多く、乱視用コンタクトレンズなどもあるので様々な人が活用しているのが特徴です。実際に乱視用の場合はレンズが正しい位置で安定する仕組みになっていますが、ポイントとなるのが特殊なデザインで作られたタイプにあります。通常とは異なり、乱視の補正をしっかり行えるようにレンズに追加のカーブが施されているのが特徴です。角膜の形状が球面ではなく楕円形になる事で乱視になるため、楕円形の角膜に合わせたて設計されています。特殊なデザインで作られたレンズには軸とされる向きがあるので、乱視の軸に合わせて正しい位置に装着できるのでよりフィット感があり安定して使用する事が可能です。使用する場合は眼科で診察を受けた上で、自分の角膜の形状を測定してもらったうえで適切なレンズを選ぶ事がポイントとなります。
乱視用コンタクトレンズは乱視の程度に合わせて選ぶことが大切
乱視用コンタクトレンズは、乱視の程度に合わせて選ぶ必要があり、正乱視でも一人一人の乱視の程度はさまざまで必要になる矯正力も異なってくるため、自分の状態に適した矯正力を持つレンズのタイプを選ぶことが大切になります。乱視が重度の場合はハードコンタクトレンズが適しており、ハードタイプはソフトタイプと比較しても光学性に優れて視力の矯正力も高く、状態が弱度の場合なら通常のハードコンタクトレンズを使用するだけでも効果を期待することができます。基本的に乱視用コンタクトレンズと明記されているものは、ソフトタイプで矯正できない重度の乱視向けとなるので、眼科で受けた指示に従って入手する必要があります。正乱視で乱視の状態が軽度の場合なら使い捨てタイプのものでも十分な矯正が期待でき、使い捨てタイプであれば途中で度数が変わってしまっても買い替えやすいですし、普段はメガネをメインに使っていてたまにコンタクトを使うという人にも扱いやすくて最適といえます。